剣道部は2000年(平成12年)、尚美学園大学の創設と同時に創部されました。創部当初は男女合わせた部員5名による、他の部と共用の2000年記念館内の武道場からスタートしました。岩立三郎師範、西岡博之監督ら指導陣をはじめ、地域の諸先生方の指導のもと、次第に部員数も増加していく中、当時、本学副理事長でもあった西岡博之監督の尽力により、2013年(平成25年)に尚美求道館道場が設立されました。今日では、部員も50名を越える規模にまで成長し、部訓である「仲良く、楽しく、正しく」をモットーに、剣道の技術のみならず、剣の道を通して、社会に通じる人間性を養うため、日々稽古に精進しております。
創部以来、主な成績としては、埼玉学生剣道優勝大会優勝をはじめ、関東女子学生剣道新人大会敢闘賞、全日本学生剣道選手権大会出場、全日本学生剣道優勝大会出場など多くの実績を残しています。
「四恩に謝す(しおんにしゃす)」と読み、本学剣道部師範岩立三郎先生が座右の銘としている言葉です。本学剣道部は、常に「謝四恩」の意識を忘れぬよう部旗として掲げています。仏教の教えの中で「すべての人間が受ける四つの恩」「人の人たる道は恩を知り、恩に報いるべき」と説いています。また、山岡鉄舟先生も「修身二十則」の中で「君の御恩・父母の御恩・師の御恩・人の御恩は忘れるべからず候」と記しています。
剣道の修練を積む身として「丈夫に育ててくれた父母の恩・剣道文化がある日本への恩・教え導いてくれた師への恩・共に切磋琢磨する剣友の恩」この四つの恩が剣道を通して人間形成していく上で大切になってくると考えます。
(長崎県 島原中央高等学校出身)
橋口 拓朗
第二十一期男子主将
私は長崎県にある私立島原中央高校から尚美学園大学に進学しました。長崎から遠い埼玉という地での一人暮らし、大学生活はとても不安でした。しかし、優しい同期、お気がけ下さる先輩方、親身になって相談に乗ってくださる先生方のおかげでここまで来られました。
尚美学園大学剣道部は稽古中には厳しく、プライベートでは先輩後輩関係なく優しく和気藹々としている部活動です。ぜひ尚美学園大学剣道部に入部し、共に目標に向かい日々の稽古に励みましょう。
(鹿児島県 鹿児島女子高等学校出身)
山之内 那南
第二十一期女子主将
尚美学園大学剣道部は、男女ともに全国大会出場を目標に日々の稽古に励んでいます。決められた時間の中ではありますが、剣道ができる環境が整っているため、無我夢中になって剣道に打ち込むことができます。また、先輩後輩そして男女の仲も良く、雰囲気も明るいため試合前は切磋琢磨しながら一つでも多くの結果を残せるよう精進しています。
是非、尚美学園大学剣道部に入り、心身ともに成長し充実した大学生活を送ってみませんか?